鎌倉市にある荏柄(えがら)天神社では菅原道真公をお祀りしています。

星梅鉢

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授与品の郵送に関して

 ご参詣のかなわない方へは、

 御守・御札の郵送対応を致します。下記の内容をご参照ください。

 

 〇 総額で1500円以上の御守・御札をお受けの方に対応させて頂きます。

 〇 申込方法:現金書留(オンラインフォームはありません。)

 〇 郵送手続き料(送料含む):一律500円

 

お申込み方法

  ◎現金書留にて『希望の授与品を記載した紙』と『初穂料(1500円以上)+郵送料500円』をご郵送ください

 

  ○授与品の種類についてはこちらのページの下部をご参照ください。(対象外とさせて頂く授与品も御座います)

  ○ご指定のない限り、『現金書留にご記載の住所』へ発送致します

  ○社頭の繁忙具合により、ご送付まで1週間ほど頂く場合が御座います

  ○色等のご指定が無い場合には、当社にて適宜のものをお送り致します。予めご了承ください

『希望用紙』の記入例 

    適宜の紙をご用意頂き、現金書留にご同封の上お送り下さい。(メモ用紙などで構いません)

 

    

    ○希望の御守

   ・合格守 白  × 1体

   ・目的達成絵馬 × 1体

   ・鉛筆3本のHB × 2袋

   

    3100円 + 送料500円 = ¥3600円 在中

 荏柄天神社 略年表

元 号  西暦                  事 績
平安時代
長治 元 1104 八月、雷雨とともに、雲上に立つ黒い束帯姿の天神画像が降臨したことに始まると伝わる

治承 四

1180

源頼朝、鎌倉に入る。荏柄社を大蔵幕府の鬼門の守護神とする

鎌倉時代

建仁 二

1202

九月、荏柄社祭。大江広元が奉幣使となる 
   三 1203 九月、北条時政、荏柄社前において天野蓮景、新田忠常ら比企能員追伐を命じる
建保 元 1213 二月、囚人渋河兼守、十首の詠歌を荏柄社に奉じる。将軍源実朝、感じて罪を許す 
承久頃 「北野天神御伝并御託宣」成立 
寛元 二 1244 七月、落合泰宗等、密通の有無を起請のうえ、荏柄社に7日間参籠。無罪となる 
弘長 元 1261 五月、荏柄社神主 平政泰木造天神坐像 造立
   三 1263 十二月、荏柄社前失火。余災が塔辻まで至った
弘安 三 1280 十月、荏柄社並びに尼寺、二階堂相州館以下消失 
正応 二 1289  「とはずかたり」の作者二条、参詣
延慶 三 1310 十一月、鎌倉大火。荏柄社焼失 
応長 元 1311 肥前国の御家人 後藤幸明、所領争いの勝訴を祈願して荏柄社に参籠。勝訴を得るという 
元応 元 1319 藤原行長、天神縁起制作。荏柄社に奉納 
某年

十一月、大江広元の子孫で関東評定衆の長井貞秀

鶴岡八幡宮、荏柄社法楽のため心経を行うことを称名寺明忍に依頼 

室町時代
宝徳 三 1451  九月、第五代鎌倉公方 足利成利、荏柄社に国家安寧の祈祷を命じる
享徳 三 1454

「鎌倉年中行事」成立。鎌倉公方は正月二十三日、二十五日荏柄社参詣。

二十五日は殿中で千句の催しあり。また、二月二十三日朝より二十五日まで荏柄社に参籠 

   四 1455 六月、今川範忠、鎌倉乱入。この時、荏柄社の社壇を破り天神の神体を駿州へ乱取 
文明 八 1476

万里集九により「江戸城静勝軒詩序並江亭記」が作成される 。

(太田道灌築城当時の江戸城に関する貴重資料)

長享 元 1487 荏柄社神体、駿河より自ら還座。菅原道真公自筆の画像という
明応 三 1494 上杉定正没。その書状に「荏柄小別当」とあり、その存在が知られる 
天文 十三 1544 十二月、社殿再興造営のため、北条氏康が関所を寄進。関銭徴収の法を定める 
   十五 1546 東大寺大勧進 了源、某氏を一乗院に補任する 
永禄 二 1559 二月、「小田原衆所領役帳」なる。荏柄社領は二十一貫百文と記されている 
   四 1561 里美義弘、荏柄社の関所を破り、小田原に入るという 
安土桃山時代
天正十八 1590

四月、豊臣秀吉、荏柄社・覚園寺・瑞泉寺・宝戒寺・浄光明寺に禁制を下す

※『禁制』 … 大名などの権力者が軍勢による略奪などの禁止行為を記したもの

〃  七月、豊臣秀吉参詣。造営の沙汰あり
   十九  1591

十一月、徳川家康、社領十九貫二百文の御朱印を賜う。

また、修復等を命じる 

江戸時代
 慶長 十二 1607 滝川下総守雄利、東西の脇殿(老松殿・紅梅殿) を修復
元和 七 1621 徳川秀忠参詣 
   八 1622

徳川秀忠、鶴岡八幡宮造営に伴い、若宮旧社殿を荏柄社に移す。

また、金子・材木を下して本社・末社まで悉く造営 

寛永 元 1624 鶴岡八幡宮造営に併せ荏柄社修理。鶴岡八幡宮の古材を使用する 
寛文 八 1668

徳川家綱、鶴岡八幡宮修復に伴い金子・材木数百本を荏柄社に下し、本社・末社・別当坊修理 

延宝 二 1674 五月、水戸藩主 徳川光圀 荏柄社参詣。資料歴覧
元禄 十 1697 鶴岡八幡宮修復の際、先規のとおり残木・古材を荏柄社に下して社殿を残らず修理 
享保 七 1722 別当 一乗院、本地仏十一面観音を江戸芝明神社地において開帳 
   十九  1734 九月、「鎌倉荏柄山天神社由緒書」が記される 
元文 元 1736 鶴岡八幡宮修復の際、先規のとおり残木・古材を荏柄社に下して修理
宝暦 三 1753 鶴岡八幡宮修復の際、先規のとおり残木・古材を荏柄社に下して修理 
明和 五 1768 五月、別当一乗院住持意辨、石鳥居を再興
天明 元 1781 鶴岡八幡宮修復の際、先規のとおり残木・古材を荏柄社に下して修理
寛政 三 1791

鶴岡八幡宮供僧増福院快雅(後秀雄)、荏柄社の別当一乗院兼任。

翌年 天神画像修復

   八 1796 春、増福院快雅 一乗院へ移住 
文政 七  1824 一乗院住持慈龍、菅公御札の版木作成。また、参道に庚申塔建立
   十一  1828 鶴岡八幡宮及び諸堂の焼失後の再建に伴う残木・古木を荏柄社に下して社殿を修復 
天保 三 1832 「荏柄天神社領高書上帳」が作られる 
明治時代~現代
明治 元 1868 神仏分離令発布。別当一乗院と分離 
   六  1873

二階堂村鎮守の熊野神社を合祀し村社となる(熊野神社は現在の『熊野権現社』の前身) 

   十九  1886

八月、社殿修繕を発起。十一月、「御普請諸色積り書帳」制作 

   三六  1903 「菅公一千年祭記念碑」建立 
大正 十二 1923 九月、関東大震災により半壊 
昭和 七 1932 十一月、鶴岡八幡宮に本宮旧仮殿無償譲渡を願出る 
   十四 1939 正遷座のため、鶴岡八幡宮に助謹奉仕を依頼 
   四六 1971 三月、境内に清水崑画、川端康成「かっぱ筆塚」建立
平成 元 1989 十月、境内に横山隆一ら漫画家有志により「絵筆塚」建立
   十六 2004 十月、御鎮座九百年祭行われる 

正月期 開門時間

 正月1日

元旦 0:00 ~ 18時30分頃まで

正月2日~5日

    8時00 ~ 18時30分頃まで

 

 祈祷の受付時間についてはコチラ

 

 

 

特別郵送祈祷について

 ウイルス感染症の拡大防止の観点から、

 ご参詣の適わない方の為に「ご祈祷の郵送受付」を承ります。(願意自由)

 〇 初穂料:1件5,500円

 〇 申込用紙はこちら(webブラウザの設定により正しいサイズにならない場合は、一度画像として保存した上で印刷して下さい。)

 ・合格祈願は来年の試験まで申込可能です。混雑回避の為に年内早めのお申込みをお勧め致します。

 ・なお、『試験日当日祈祷』(奏上のみ 撤下なし)をご希望の方はこちらのページをご参照下さい。(一度に両方の申込も可)

 

撤下郵送までの流れについて

  ①神社へ 用紙と初穂料 を郵送

  ②神社にて木札・お守を神前に捧げ祈祷

  ③お札・お撤下はレターパックにてご自宅へ送付

 

  密集をご心配いただくことなく、ご祈祷を上げさせて頂く事ができます。

  なお、撤下以外の授与品をご希望の方は、併せてお申込み頂く事も可能です。御札・お守のページへ

 

  加えて、特別祈祷お申し込みの方のみ、希望者へ『紙朱印』の送付を受け付けます。(1件まで。追加500円)

  用紙の欄外に『朱印希望』と御記載の上、お初穂料をご同封下さい。

お申込方法

 

  ① 『申込用紙』または適宜の紙に必要事項を記入(用紙の事項をご参照のもと、漏れなくご記入下さい。)

   ※用紙の印刷が困難な方は郵送させて頂きます。お電話またはメールフォームをご利用下さい。

 

  ②現金書留にて『申込用紙』と『初穂料5,500円』を郵送

   【〒248-0002 鎌倉市 二階堂74 荏柄天神社 祈祷係 宛】

お撤下の内容

 

 木札・お守

(合格祈願の方は

 合格木札・合格御守)

  天神御幣

  撤下神饌

  祈願鉛筆

yuu tetsu

お正月は御幣を通して自宅からご拝礼頂き、初詣の代わりとして下さい。

コロナ禍の一日も早い終息とともに、それぞれの祈願の成就を心よりお祈り申し上げます。

アクセス・お問い合わせ

荏柄天神社 えがら てんじんしゃ

よくあるご質問

電話:0467-25-1772 FAX:0467-25-1798

〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂74

アクセス案内

電車で来られる方

・JR鎌倉駅より京急バス5番乗り場

 「鎌倉20 大塔宮」行 「天神前」バス停下車3分。

・鶴岡八幡宮より徒歩10分。

お車で来られる方

・横横道路朝比奈インターより10分。
・鎌倉宮横の市営駐車場などをご利用ください(徒歩5分)。

参拝時間

午前8:30~午後4:30まで、どなたでも自由にご参拝いただけます。
お正月初頭は時間を延長して対応致します。
御祈祷に関しましてはコチラをご参照ください。

※現在メールフォームは休止しております。お問い合わせは上記電話番号までお願いいたします。

【プライバシーポリシー】

当サイトは、お客様の個人情報について、お客様の承諾が無い限り第三者に開示、提供を一切いたしません。お客様から個人 情報をご提供していただき、お客様へのサービスにご利用させていただく場合があります。その目的以外には利用いたしません。そして、ご提供いただいた個人 情報を取り扱うにあたり管理責任者を置き、適切な管理を行っております。

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昇殿祈祷

殿内に昇殿していただき、お札やお撤下をお渡しする祈祷です。(椅子あり 代理のお参り可)
願意 … 受験合格(1年先の試験まで申込可)・就職成就・家内安全・学業成就・厄除・お宮参り・七五三など。

ご予約の他、不明な点はお気軽にご相談ください。◎受付時間について

 

 

※ 郵送をご希望の方はこちら

撤下品 … ○特別木札 ○御守 ○祈願鉛筆
      ○お供物(神酒・梅干・飴など)※神前より降ろしたものです。ご家庭でお召し上がり下さい。

 

初穂料 5,000~

※銀杏は、お正月より数量限定でお頒かちしております。

昇殿祈祷のお下がり

試験当日祈祷(参列不要)

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進学・就職・国家試験・資格試験 

神職が皆様に代わりまして、大切な試験の当日に成功を祈願するご祈祷です。


ご記入頂いた奏上用紙は、読み上げた後に神前へお供え致します。
必ず試験前日までにお申込みください。

郵送でのお申込みも受け付けております。

  〇 当日祈祷 申し込み用紙(png)

 ※ご参詣される方もご使用頂けます。用紙はA4横に設定して下さい。

 

・ご家庭にて印刷して頂き、現金書留にて、前日までにご郵送下さい。

・一度画像として保存した上での印刷をお勧めします。

(ブラウザの設定によって正しいサイズで打ち出せないことがある為)

受理の連絡をお返ししておりませんのでご了承下さい。

  初穂料 1,000(1日毎・1試験毎に1枚)

 

御守・縁起物

※ 郵送をご希望の方はこちらをご参照ください

学業守袋

学業守袋

学業成就 日頃の勉学へ

各 500円

合格守袋

合格守袋

進学・就職・資格 合格へ

各 500円

荏柄天神守袋

守袋

日々の健康と安寧へ

各 500円

刀守

神宝 刀守

厄除・交通安全へ

各 500円

合格熊手

合格熊手

合格通知を掻き寄せる

1,000円

※郵送対象外

学芸上達守

学芸上達守

文芸・手習い・芸術の上達へ

600円

合格祈願鉛筆

祈願鉛筆(HB・B)

3本入り 300円
1ダース 1,000円

天神様のおまもり

根付 梅守(うめまもり)

合格・学業・児童開運

 開運・天神像

各 600円

御札絵馬

御札絵馬

『御礼参り』の供え物

1,000円

祈願絵馬

祈願絵馬

お願い事を書き、社殿へ

800円

特別絵馬のご案内

 「目的達成絵馬」

受験や就職を控えた方へお奨めしております。

目的達成<br />祈願絵馬

うそ鳥は天神様ご遭難の際の救い鳥です。
全国の天神社・天満宮では「ウソをマコトにかえる」祈りを込めた『うそ替え神事』が執り行われます。
当社では達成後の特別な御礼祈祷と共に、絵馬として授与しております。

「祈願」の方は、目的達成まで棚や机に置いて下さい。達成後に目を描き入れ、社殿へお供えします。
「お礼参り」の方は達成報告と次なる目標を一度に書き込み、目を描き入れて社殿へお供えします。 

 また、達成・合格の先の道にご守護を頂けるよう、神職が皆様の御礼の言葉を奉告致します。
 専用の用紙に記入して下さい。

初穂料 2,000

 

祈願はちまき(ご朱印柄)

合格祈願はちまき

額の部分に当社の朱印を織り込んだ特別はちまきです。
『一所懸命』は、鎌倉武士の言葉です。一所の所領を守ることに命を掛けたのが語源とされています。
身を引き絞り、一所一点に力を集中して大願に挑戦してください。

初穂料 1,000

ログインが完了しました。

境内のご案内

荏柄天神社 境内図

手水舎

御参拝の前にこちらで、手と口をお清めください。

拝殿 国指定重要文化財

天神様をお祭りしている御社殿です。お祭りを行ったり、昇殿の御祈祷を行う場所です。
御参拝の皆様も、鈴を鳴らし、二礼、二拍手、一礼の御作法でお参りください。

みこし庫

みこし渡御でお渡りするお神輿が安置されております。

古神札納所

古いお札を納める場所です。

絵筆塚

漫画家の故・横山隆一氏(鎌倉在住)をはじめとして、漫画家154名が描いた"かっぱのレリーフが飾られています。

かっぱ筆塚

漫画家の故・清水崑氏が愛用していた絵筆が納められています。

授与所

こちらで、お守りなどの授与品をお受けください。

 
大銀杏

大銀杏

御神木の大銀杏です。
古い史料によりますと、御由緒にある「天神画像」が天降った地を里人が畏れ、踏まれないように「いちょう」を植えたと記されておりますので樹齢は神社と同じく900年程度と思われます。

高さが25メートル、胴回りが10メートルの大木です。

御祭神・由緒

御祭神

菅原道真公

菅原道真公 (すがわら の みちざねこう)
承和12年(845)-延喜3年(903)

道真公は学問の家柄である菅原家に生まれました。父の是善(これよし)も祖父の清公(きよきみ)も優れた学者であり、その血統を継いだ道真公が幼少の頃から非凡な学才を示されたのも道理でありましょう。11歳で初めて漢詩を作り、26歳の時に当時の最難関国家試験である方略試(ほうりゃくし)に合格されています。

道真公の文学的な業績としては『菅家文章』(かんけもんぞう)に見られる漢詩文の傑作をものされたことが挙げられます。一方政治家としての道真公は道理を重んじ、当時崩れつつあった律令制度のほころびを正そうと努められました。長年に渡って行われた遣唐使の廃止を具申したことは有名です。

こうした業績や誠実な人柄が宇多上皇の評価されるところとなり、道真公はその家柄からすると破格の右大臣の位に任ぜられ、国政を委ねられるようになりました。しかしこれを快く思わない左大臣藤原時平の一派の策謀により、大宰権帥(だざいごんのそつ・・・名目のみの役職)に落とされ九州大宰府に流されてしまいました。元々体がご丈夫ではなかったことに加えて心労も重なり、程なく都へ戻られることなく亡くなられます。

道真公の死後都に天災が続き、藤原時平をはじめとする反道真公派の人々が不思議な最期を遂げることが相次いだので、これが道真公のご無念のためと考えられるようになり、朝野から神として祀られるようになりました。そもそも天神様(てんじんさま)というのは、雷雨をも操ってしまうほど力の強い神様という意味の尊称なのです。

やがて時代が下るとともに、学問をする人や正直な人を助ける神様として広く信仰を集められるようになりました。

 

由緒

荏柄天神社 由緒

○略年表

長治元年(1104年)晴天の空が突如暗くなり、雷雨とともに黒い束帯姿の天神画像が天降り、神験をおそれた里人等が社殿を建ててその画像を納め祀った縁起に始まります。関東を中心に各地に分社をもち、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に三古天神社と称される古来の名社です。

古くは荏柄山天満宮とも称されました。荏柄の社号は、天平7年(735年)の『相模国封戸租交易帳』などに見える「荏草郷」の”えがや”が後に転じて”えがら”となり、「荏柄」と表記されたものと考えられています。

治承4年(1180年)鎌倉大蔵の地に幕府を開いた源頼朝公は幕府の鬼門に位置する当社を崇敬し、更めて社殿を造立されました。以後、歴代の将軍家を始め、鎌倉幕府の尊社として篤く崇敬され、「吾妻鏡」には二代将軍頼家が大江広元を奉幣使として菅公300年忌を盛大に執行された事など、社名がしばしば記されております。

この様に中世より特に崇敬された当社は、足利、北条、豊臣、徳川の各氏によっても守られ、さまざまな寄進を受けて近世にいたりました。現在では学問の神、正直者、努力を重ねるものを助ける神として年間多くの方々が参拝され、社殿はいつも「祈願」「お礼」の絵馬で覆われています。